夏!
夏といえば、登山のシーズン!
今回は長野県と富山県に渡って位置する立山連峰を目指して行ってきました。
3日間の工程で行ってきましたので、その1日目をご紹介。
少しでもご参考になればと思います。
- 1.立山へのアクセス(長野県側から)
- 2.1日目のダイジェスト
- 3.扇沢〜黒部ダム(トロリーバス)
- 4.黒部ダム〜黒部平(ケーブルカー)
- 5.黒部平〜雷鳥沢キャンプ場(徒歩)
- 6.1日目(徒歩)のルート図
1.立山へのアクセス(長野県側から)
長野県と富山県にまたがっている立山ですが、長野県側からアクセスするときには、「扇沢」が起点となります。
立山への目的が登山にせよ、ハイキングにせよ、この扇沢からトロリーバスに乗って、まずは黒部ダムへ向かうことが必要となりますね。
この扇沢周辺には市営の無料駐車場をはじめ、有料駐車場が整備されており、無料150台、有料380台の駐車が可能です。
ただし、無料駐車場ではいつでも誘導員さんがいるわけではなくて、適当に停めている方も見受けられましたのでご注意を。
自家用車でのアクセス以外にもバスが出ています。
長野県の信濃大町駅から路線バスで約40分です。
なので、公共交通機関のみでも、余裕でアクセス可能ですよ!
2.1日目のダイジェスト
1日目の行程は、扇沢から黒部ダムまでをトロリーバスで移動し、黒部ダムから黒部平までをケーブルカーで移動します。
その後、黒部平からはずっと徒歩で一の越山荘を経由し、今後のベースキャンプとなる雷鳥沢キャンプ場まで向かいます。
黒部平からキャンプ場まで、休憩時間等の止まっていた時間も含めて、およそ470分、8時間弱におよぶものでした。
普段から運動を弓道しかしていない私にとっても、かなーり厳しいものでした。。
本当に、ええ。
そんな苦しかった思い出を次からご紹介していきます。
あ、でも、楽しかったですよ!
3.扇沢〜黒部ダム(トロリーバス)
扇沢から黒部ダムまではトロリーバスの旅です。
らくしょうかとおもいきや、楽勝じゃなかった……。
切符売り場前の行列がかなりのものでしたし、バスもギュウギュウに押し込まれ、全く座ることができませんでしたから。
そんな一杯の中、およそ15分ほどのトロリーバスの旅でした。
この混みようには、この日が山の日、8月11日だったってことも、影響していそうですが。
ちなみに料金は下記の通り(個人客1〜14名まで)。
黒部ダムまでの方は上の表を参考に、わたしたちは黒部平まででしたので、下の表の往復料金で購入しました。
扇沢〜黒部湖・黒部ダム | |||
片道料金 | 往復料金 | 往復料金割引 | |
大人 | ¥1,540 | ¥2,570 | ¥510 |
子供 | ¥770 | ¥1,290 | ¥250 |
扇沢〜黒部湖・黒部ダム〜黒部平 | |||
片道料金 | 往復料金 | 往復料金割引 | |
大人 | ¥2,400 | ¥3,870 | ¥930 |
子供 | ¥1,200 | ¥1,940 | ¥460 |
4.黒部ダム〜黒部平(ケーブルカー)
黒部ダムまではトロリーバスの旅。
黒部ダム駅まで到着したら、黒部ダムの開発ストーリーが分かるトンネルを抜けて、いざダム湖とご対面です。
この日は放水をしていましたので、ものすっごい轟音とともに水が放水されていました。
写真は奥に黒部ダム駅や展望台がありますので、写真の左側が下流ですね。
まったくダイナミックさが写真に現れていません! がっかりしないで下さい!
本物はものすっごくイイですよ!
黒部ダムとダム湖を眺めながらおおよそ600mほど歩きます。
そうすると黒部平行きのケーブルカーのある駅までつきます。
こちらからはおよそ5分ほどの旅。
ケーブルカーの角度が結構あり、驚きますよ。
ただし、ケーブルカーは地下を移動するので眺望は望めません。
ちなみに黒部湖・黒部ダムから黒部平までの料金は下記の通り。
ここでケーブルカー分の往復チケットを買っても、最初で買っても料金に違いはありませんね。
黒部湖・黒部ダム〜黒部平 | |||
片道料金 | 往復料金 | 往復料金割引 | |
大人 | ¥860 | ¥1,300 | ¥420 |
子供 | ¥430 | ¥650 | ¥210 |
5.黒部平〜雷鳥沢キャンプ場(徒歩)
扇沢からトロリーバス、ケーブルカーを経由して降り立つのが黒部平。
標高は1,828mで、結構高いです。
写真の奥にうっすら見えるのが、ここ(黒部平)から大観峰までをつなぐ立山ロープウェイの向こう側の駅です。
最近、ロープウェイの設備を新しくしたらしいです。
ロープウェイを使えば、あっという間の7分ほどで大観峰(標高2,316m)まで登って、そこから室堂までは再びトロリーバスで10分です。
ですが、私たちはそうではなく、ここから歩いて登って行くのです。
登りながら、頭上をずんずんとロープウェイが行き来するのはなんだか不思議な思いでした……。
あ、でも、手を振ると振り返してくれる人もいて、なんだかほっこりできますよ。
5.1.黒部平〜一の越山荘
黒部平から登山道へ入って、ひたすら登ります。
登り始めてすぐは写真のような、草木が生い茂っている様子。
歩きにくかったです。
長袖がおすすめ!
ここからただただひたすらに歩きます。
東一ノ越と呼ばれる地点までは割りと上記の写真のように草木が生い茂る様子。
ここまでおよそ3時間30分かかりました。
そこを超えると、次第に様相が変わってきます。
道を塞ぐように生え伸びていた草木は鳴りを潜め、非常に歩きやすい道。
ひたすら歩いて、一の越山荘を目指します。
そうして、活動を開始してから約5時間、一の越山荘にたどり着きました。
一の越山荘は、立山登山の拠点にもなりますから、老若男女、たくさんの賑わいでした。
5.2.一の越山荘〜雷鳥沢キャンプ場
一の越山荘まで来るとすっごく気分がイイです。
なぜならば、見下ろせば全部見えるからです!
上の写真、右手奥に見えるのが本日の目的地、雷鳥沢キャンプ場です!
あと少し!
ここからキャンプ場へ至るルートは大きく2通りあります。
西回りか、東回りか。
私たちはみくりが池等の観光地を見るため、西回りで行きました。
時間的にはどちらも変わらないようですしね。
ここから山を下って、まずは室堂平に向かいます。
ここまでは立山ロープウェイのあとのトロリーバスを使えばあっという間です。
本当にあっという間!
そこでとっても冷えた立山の湧水をいただきながら、疲れを癒やします。
そしてみくりが池を見たり、血の池で驚いたり、ひたすら歩みを続けます。
そうして活動開始から約8時間弱、雷鳥沢キャンプ場へ到着しました。
もうクタクタもクタクタのグタグタ……。
キャンプ場の管理所でテント泊の料金を支払います。
1人あたり1泊で¥500です。
2泊以上で¥1,000です。
以上ってなんだよ、ってカンジでしたね。笑
とにかく初日の行程はこれで終了。
夕ごはんを食べて、明日に備えて休みました。
6.1日目(徒歩)のルート図
本日のルートは下記の通り。
長い道のりだった……。
2日目、3日目は以下の記事からどうぞ。