2日間をご紹介した立山登山もいよいよ最終回。
3日目、最終日の様子をお伝えします。
1日目、2日目は下記の記事からどうぞ。
2日間に渡って酷使してきた体は悲鳴をあげ、体力はもうぎりぎりのギリギリ。
それでも、立山に来たからには立山(富士ノ折立・大汝山・雄山の総称)を登らずには帰れません!
- 1.3日目のダイジェスト
- 2.雷鳥沢キャンプ場〜富士ノ折立
- 3.富士ノ折立〜大汝山
- 4.大汝山〜雄山
- 5.雄山〜一の越山荘
- 6.一の越山荘〜雷鳥沢キャンプ場
- 7.3日目のルート図
- 8.キャンプ場からの帰路(おまけ)
1.3日目のダイジェスト
最終日、3日目のルートは割りかし単純です。
雷鳥沢キャンプ場を起点にして、立山の3つの尾根を渡り歩き、一の越山荘からクルッと回り、もとのキャンプ場まで戻ってくるという道のり。
時計回りに立山地域を回るものです。
この日は休憩時間を含めても390分という活動時間!
6時間30分です!
1,2日目に比べれば、かなーり楽ちんでした。
時間だけで言えば!
2.雷鳥沢キャンプ場〜富士ノ折立
まずはキャンプ場を出発し、富士ノ折立目指して登り始めます。
この日は朝、ちょっとグダグダしてしまったため6時過ぎの出発。
序盤は緩やかな道のりだったのですが、中途から急峻な上り道。
足場はガレ場で歩きにくい。
細かく左右を切り返しながら、道は山頂へ向かっていきます。
登る我々に対して、下る二人組をパシャリ。
写真下側は、まだ日が登り切っていないため、山の陰になっています。
そうして急な坂を登り切り、富士ノ折立へ到着!
時間にして130分、すでに2時間も登り続けましたよ。
富士ノ折立の山頂自体のすぐ近くに荷物を置き、身軽な格好で山頂まで数分で上がることができます。
おかげで山頂で気楽に写真が撮れます。
写真の向こうが富士ノ折立山頂です。
ここから次の目的地、大汝山方面にある休憩所はすぐそこに見えます。
(写真のピンぼけがひどくて悲しい。)
3.富士ノ折立〜大汝山
ここまで登ったら、あとはほとんど平らな道みたいなものです。
すいすいすいっと歩いて行くと、30分もかからずに大汝山の休憩所につきます。
大汝山も休憩所からすいすいすいっと登ってすぐです。
休憩時間も含めて40分で富士ノ折立から大汝山です。
なぜかここで写真を撮っていません。
一体なぜなんでしょうか。
4.大汝山〜雄山
大汝山から雄山までは25分程度。
ここもすいすいすいっと来れますね。
雄山は他の2つと異なり、多くの人で賑わっていました。
なぜならば、雄山神社っていう、由緒ある神社があり、観光にうってつけだからです。
それに一の越山荘から一番近い頂上だからですかね。
ちなみに公式かどうかちょっとわからないのですが、雄山神社のWebサイトもあります。すっごく懐かしい感じのサイトです。
写真に映る建物がいわゆる峰本社と呼ばれるところで、雄山の頂上ですね。
ここへたどり着くには、500円の初穂料を納める必要があります。
写真左下の鳥居から反対を眺めるとこんな感じ。
多くの人で賑わっています。
峰本社を近くで見るとこんな感じ。
ちょっと近くで撮り過ぎましたね。
初穂料を納めてここまで上がると、登山の安全を祈願していただけます。
登山は帰り道が一番危ないと聞きますから、最終日の我々にはありがたい!
そしてこのスペースには、雄山頂上を象徴するものがあります。
そのまんまですけどね。
雄山山頂で昼食を済ませ、ここから一の越山荘まで下り道です。
5.雄山〜一の越山荘
雄山から一の越山荘までの下り道がかなり渋滞していました。
たくさんの登り客と下り客がいるからですね。
しかも道は狭くて、結構急で登りにくい。
浮き石もたくさんあって、下手に登ると落石の恐れがあって、でもそれを気にしないでガンガン登ったり下ったりするお客さんもいる始末。
たまに道が2本あっても、両方から人が登ってくるなど、まるで秩序がない状況でした。
我々が降りている間も、あわや大事故になりそうな落石をチラホラと見かけましたし、かなり危険な道のりでした……。
下り終わってから振り返ると、かなりの人が並んでいるのがわかります。
大人気でしたよ、雄山。
雄山から一の越山荘までは50分かかりました。
6.一の越山荘〜雷鳥沢キャンプ場
初日にも訪れた一の越山荘。
なんだか感慨深い感じがしました。
ちょっと休憩を挟んで、キャンプ場を目指します。
一の越山荘から雷鳥沢キャンプ場までは西回りと東回りのルートがあります。
初日は西回りでしたが、今回は東回りを選び、一直線にキャンプ場を目指します。
東回りルートは下の写真の通りです。
キャンプ場までずーっと道が続いているのが分かりますかね。
最終的に一の越山荘から雷鳥沢キャンプ場まではおおよそ60分でした。
いやあ、歩きましたね。
ここまでで390分(休憩時間含む)。
3日間お疲れ様でした!
7.3日目のルート図
3日目、最終日は下の通り。
ぐるっと周遊した感じです。
8.キャンプ場からの帰路(おまけ)
キャンプ場からの帰路は室堂平まで歩き、そこからトロリーバス等の交通機関を使って帰りました。
すべての荷物をまとめて、キャンプ場からの階段づくしの道のりを往くのはなっかなかまた大変でした。
トボトボと歩き続け、おそらく60分位で室堂平に到着しました。