現在使用しているPCは、iMac 2011 mid 27inchです。
購入時にはHDDとして1TBの保存領域がありましたが、カスタマイズで増設などはしていません。
2011年のiMac、しかも27inchの場合ですと、2.5inchのHDDが2台設置できるだけのスペースが内部に設けられています。(ようです)
そのため、既設のHDDを抜くことなく、SSDの増設のみが出来て、自己カスタムする分には良いようですね。
わたしは2016年に256GBのSSDを購入し、増設していました。
そして今回、新たに1TBのSSDを追加購入し、SSDを入れ替えることとしましたので、その作業状況を記録しておきます。
詳細なやり方はインターネットで調べて下さいませ。素人でもなんとかできるよ、っていう備忘録の内容となります。
「iMac 2011 SSD 交換」のようなキーワードで検索すると、先人の記録が残されています。そのため、そちらの記録とかすかに残る記憶をもとに作業をしました。
1.必要なもの
必要なものは、下記となります。
- T10のドライバー
- 吸盤式のフック
- SSD(交換用)
- (SSDのSATAケーブル)
- (SSDの充電ケーブル)
今回、すでにSSDを設置していたため、追加のSATAケーブルや充電ケーブルは不要です。内部で使われているものを置き換える形とします。
そしてSSDは色々と迷いましたが、下記のものとしました。
SanDisk 内蔵 2.5インチ SSD / SSD Ultra 3D 1TB SATA3.0 / PS4 メーカー動作確認済 / SDSSDH3-1T00-G25
- 発売日: 2018/12/07
- メディア: Personal Computers
早速作業を進めていきます。
2.ディスプレイのガラスパーツを取り外す
まずはiMacのケーブル類をすべて抜いた後、作業台に置きます。
今回は自宅のベッドに置きました。
今更ですが、下に敷いているものが毛布なので、静電気の発生とか考えるとやめたほうが良かったかもですね。今回は何事もなかったので良かったです。
吸盤式のフックと使い、ディスプレイを持ち上げます。
作業写真がありませんが、ディスプレイの上側を持ち上げると良いです。
下側は本体筐体とハマる金具があるため、持ち上がらないでしょう。
ガラスを取り外した本体とガラスパーツ。
ここからT10のネジを左右4箇所ずつ外していきます。
全部で8本のネジですね。
画面上部のシールも剥がす必要があります。前回剥がしたようですので、全然粘着力は残っていませんでした。
3.液晶部分を取り外す
続いて、液晶部分を取り外していきますが、ここが要注意箇所となります。
まず、横に倒したままではどうにも取り外しにかかれなかったので、本体を縦置きとし、ちょっと液晶部分上部を傾けながら取り外していきます。
しかし、取り残される本体部分と4箇所がケーブル接続されているため、一気に液晶部分を取り外してしまうと、おそらく故障につながることでしょう。
4箇所の接続を1つずつ慎重に抜いてきます。これが一番緊張する作業ですね。
終わったら液晶パーツと本体で分離がされます。ここまで終われば、今回の作業はほぼ終わったようなものです。
4.DVDドライブを取り外す
前回、SSDを増設したのはDVDドライブの奥側となります。
ちょっと見えていますね。
DVDドライブも4箇所がT10で固定されていますので、同様に取り外していきます。
ネジは4本。
DVDドライブに接続されているケーブルがありますが、今回は抜きません。
初めてSSDを増設する場合は、SSD用のSATAケーブルをロジックボード側から配線するため、これらのケーブルも抜いて、解体作業を進める必要があります。(たぶん)
前回のSSDはテーブで簡易固定していましたが、少しずれていますね。粘着テープも劣化していました。
5.SSDを交換する
そしてSSDをいざ交換です。
前述したとおり、SanDiskの3D SSDの1TBです。
SATAケーブルも充電ケーブルもすでに増設済みのため、従来のSSDのものを付け替えるだけの簡単作業です。
でも、これがなかなかケーブルを抜くのが固くて大変でした。
6.組み立てる
これで今回は作業完了です。
DVDドライブを戻して、きれいになりました。
ここから液晶画面を戻して、ガラスパネルを戻して完了。
ネジの締め忘れもお気をつけくださいね。
そしてSSDへMacを再インストールします。
7.Macの再インストール
今回はMacをクリーンインストールするのではなく、Time Machineから元通りとします。
電源を入れて、キーボードの「コマンド+R」を押下します。
地球儀マークが表示されたらしばらく待ちます。
いくつか選択肢が表示されたら、ディスクユーティリティを起動し、先程増設したSSDがきちんと認識されているかを確認します。
San Disk 1TBとしてきちんと表示されていたため、選択してフォーマットを実行し、ディスクユーティリティを終了します。
そこからTime Machineバックアップから復元を選択します。
復元元と選択して、インストール先を決めます。
そこからはひたすら待つだけ。
バックアップから Mac を復元する - Apple サポート
そして現在、無事にSSDの入れ替えが完了し、メインのSSD1TBとバックアップのHDD1TB構成となりました。空き容量が800GBもあり、かなり余裕ですね。
これでLightroomでプレビュー作成しまくっても安心です。
なお、この他、写真用に4TBのRaid1があります。
今後はiMac2011をアップグレードすることは無いでしょう。
もしも、なにか不具合や不満が高まったら、最新のiMac5kに交換したいですね。
ですから、これが最後のiMacアップグレードでした。
というか、Mac OSもHigh Sierraまでしか対応してませんし、替え時は近そうです。きっと5年後くらいでしょうが……。
以上、参考までに。