LiGO - Life Goes On -

本ブログは雑記ブログです。 人生の中で感動したこと、気になること等々を紹介していきます。 「あわよくば」という下心を抱えて更新していますので悪しからず。

【ベランダフォト】4月のスーパームーンを撮っただけ

自粛シーズンでも、自宅から撮影は楽しめますね。
近頃はベランダから星空、夕陽、日の出などをタイムラプス撮影しながら、撮影機能の試写を兼ねて楽しんでいます。
光害が強いのと、構図が限られてきますが、面白いものです。

その中で4月に撮影したお月さまを備忘録として記録します。
タイムラプスをする際の参考として。

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 2020年4月の満月はスーパームーンだったらしい

そもそもスーパームーンは天文学の用語ではなくて、占星術に由来するものらしいです。
細かい話は置いておいて、とにかく大きく見える満月、という理解で十分かもしれません。

満月の撮影では、いつかやりたいものとして、望遠レンズを利用した満月+人工物があります。
岐阜県は金華山の、岐阜城と満月の組み合わせはとてもきれいで、憧れる写真の一つです。
そうした月+何かを挑戦したい2020年ですね。

さておき、4月の満月を自宅ベランダから撮影したものを備忘録として。

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こちらの撮影時設定は下記の通りです。

  • 焦点距離:200mm
  • 露光時間:1/800
  • 絞り:F2.8
  • ISO:100

手持ち撮影ではなく、三脚(Manfrotto 055)を使用しています。

やはり200mm程度では満月、しかもスーパームーンといえども、大したサイズ感にはなりません。
ちなみに冒頭の満月は、当然トリミングしたものですが、絞りをF5.6まで絞り、SSは1/320となります。

満月のタイムラプスに関する個人的なメモ

ここから本題、タイムラプスのための今後の参考資料です。
今回、適当に時間を設定し、月を比較明合成しました。

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全部で8枚の写真を合成しています。
5分ごとの撮影をしましたので、40分かけての撮影となります。

200mmの画角の場合、50分程度で月が隅から隅へ抜け出してしまうことがわかります。
つまり、月を写したいタイムラプスで、200mmの画角では1時間毎に設定と撮影を繰り返すと良さそうなわけですね。

続いては、何分間隔で満月を撮影した場合、月が被らないか、という疑問です。

下は上記の写真をphotoshopで開き、コピーして色反転した満月を間に入れてみた場合の参考図です。

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5分間隔で満月を撮影した場合、間に満月1個分+少しの余裕が出来るわけですね。
つまり、最低で2分30秒、きりの良いところで3分ごとに撮影した場合、満月はかぶることなく、撮影することが出来るわけです。
もしかして、これって常識でしたかね。

個人的には改めて自分の写真から考察できたので、良い勉強になりました。

画角に対する満月の撮影時間を考えてみる

素人考えで、焦点距離(画角)に対する撮影時間を考えてみましょう。

そもそも、月に向かって地球は24時間で一回り自転するため、見かけ上は24時間で360度の移動をするわけ、ですよね。
※月の公転を考慮すると、多分24時間じゃないんでしょうが、ここでは無視します。そもそも24時間じゃないよ、って話も無視します。
24時間は1440分となるため、1度ずれるには4分かかります、かね。

焦点距離200mmの場合、その画角は次の通りのようです。

  • 水平画角:10.2855度
  • 垂直画角:6.86726度
  • 対角画角:12.347度

カメラの画角の計算 - 高精度計算サイト

つまり、最も狭くなる垂直方向(短辺側)に月が動くように構図を作った場合、およそ27分ではみ出します。
水平方向では約41分、最大の対角画角では約49分となります。
(角度×4分で計算しています)

実践した写真から想定される時間帯ともおおよそ調和的だと思いますので、計算の考え方は間違っていないことでしょう。

そうなると逆にもっと広角レンズで月の軌道をタイムラプス撮影するとき、限界時間をかんたんに求めることが出来る、ようになりますね。

いつか欲しい、DFA15-30mmの場合、ワイド端で水平100度・垂直77度・対角110度、テレ端で水平61度・垂直43度・対角71度となります。
大好き標準レンズのDFA★50mmの場合、水平39度・垂直26度・対角46度となります。
※すべて小数点以下切り捨て

焦点距離15mmを用いて、月の軌道を水平方向で構図を作った場合、単純計算ですと400分、6時間40分もの連続撮影によって、構図の端から端までを月いっぱいにできるのです。
そして1枚あたりの撮影間隔を3分とした場合、134枚で事足りるわけです。

この辺の教訓を踏まえて、次回のベランダタイムラプスでは、50mmを使って月の軌道を沿ったタイムラプスを撮影しようかと画策しています。
以上、参考まで。