秋に撮りたくなる花の一つ、彼岸花。または曼珠沙華。
仙台で撮りに行くならどこだろうかと思い、検索してみたら柴田町でのまつりがヒットしました。ならば行くしかありません。いざ柴田町へ。
仙台駅から電車で約30分強、まつり会場の最寄り駅となる船岡駅に到着します。
ここから更に徒歩で10分強、船岡城址公園がしばた曼珠沙華まつりの会場となります。
もちろん公園には駐車場もあるので、車でのアクセスも可。
駐車場から歩き始めると、すぐに彼岸花が目に入ってきます。
彼岸花の赤色は、目には強烈で、とても惹かれるものがあります。
一輪咲きでも、群衆で咲いていても、変わらず引き寄せられる、ちょっと奇妙で薄気味悪い魅力。
船岡城址公園は立体的な公園です。名前のとおり、城址公園だからですね。
園内の傾斜がある歩道を歩きながら、彼岸花をめでながら進みます。
こちら園内の彼岸花も例にもれず、人の手によって整備がされたようです。
中には「赤富士」と題した彼岸花絵画も。
彼岸花のほか、公園の擁壁は苔むし、それもまた面白みがありました。人はどこにでも、己を刻みたくなる性分なのでしょうね。いま、彼、彼女らは何をしているのか。想像をふくらませるのも、また人間の性分でしょう。
ぐんぐん道を登っていけば、そこには少し開けた空間があり、白石川沿いの町並みを眺めることができます。また天空カフェという喫茶店があり、お食事が可能です。
近くには船岡平和観音が立ち居座っています。
天空カフェでは特製味噌を使われた、味噌おでんを頂きました。濃厚な味。
道すがら、蛇に遭遇。小さく細い、シマヘビの幼蛇。黒い筋がまだありません。
黒い蝶々は、クロアゲハでしょう。白い彼岸花でも、赤い彼岸花でも、その黒々した姿と合わさると身が引き締まるような緊張感があります。飛びもの、というほどではないのでしょうが、動きものは撮るのが難しいです。
彼岸花だけではなく、この日はライブイベントも開催され、音楽も楽しめるまつりでした。しばた曼珠沙華まつりでは、花に音に食に、楽しめます。
その他、公園内で撮影した写真。この日はFA50mmF1.4とDFA MACRO100mmF2.8で撮り歩いていました。久々のFA50mmが軽快で、楽しく歩けましたね。
まつりについて、町のサイトはページがなくなり、キャッシュしか残っていません。参考まで。
第7回しばた曼珠沙華まつりを開催しています - 柴田町
加えて、最新のまつり状況はTwitterで詳細にご紹介がありました。このアカウントの写真自体がもう美しく、タイムラインに出てきて楽しめます。
宮城県柴田町観光物産協会 (@ShibataInfo) | Twitter
【第7回しばた曼珠沙華まつり】
— 宮城県柴田町観光物産協会 (@ShibataInfo) October 5, 2019
明日10月6日(日)まで開催中!
心残りないように(その②)RED on RED
歩いてる途中、雲間から日差しが出て来たので急いで群生している斜面の場所まで戻ると・・・真っ赤で目が眩みそうでした。 pic.twitter.com/bybnKxn5b6
船岡城址公園近くの図書館もとってもいい雰囲気で、今度は立ち寄りたいと思いました。ご参考までに!