長野駅から善照寺までの参道。
真っ直ぐに伸びるこの道に、その蕎麦屋はあります。
「今むらそば」の「クイチそば」は長野駅に来たなら絶対食べたい
このお店、本当に美味しい。
そば好きの先輩に紹介してもらっていってみたけど、マジでうまい。
そばって美味しいんだよね、っていうのを思い出せます。
そもそもクイチそばってなんなのか
九一(クイチ)そばは、そんな善光寺のおひざ元で誕生しました。代々伝わる製法を用い、つなぎを一割以下に抑えて作る当店独自のそばは、長年、善光寺参詣の皆様、善光寺界隈の皆様にご愛顧いただいてきました。
(中略)
当店はその「新鮮さ」にこだわり、「そばの三たて」=「挽きたて・打ちたて・茹でたて」を厳守しております。これが、香り高くのどごしのよいクイチそばの製法の秘訣です。
長野県は、そばが有名ですよね。
特にそば粉100%で作られた十割そばと聞くとなんだか食べたくなります。
ただし十割そばは、つなぎとなる小麦粉が全くありませんので、その成形が容易でなく、余計な水を使ったり、時間がかかったりして、おいしくなくなる可能性もあるのです。(おいしく作れるお店はもちろんあります)
そこでそば粉の割合を可能なかぎり高め、それでいて適量の水と適当な時間でお客さんに提供できるおそば、それがクイチそばなんじゃないでしょうか。
※著者の妄想です(実際は不明)。
いや、理屈っぽいことは全て忘れてもらって、とにかくこのお店の独自製法、それがクイチそばとおぼえてもらえたらオッケーです。
今むらそばの御膳そばを食す
今回頂いたのは、今むらそばの看板料理の一つ、「御膳そば」です。
まず入れ物からゴージャス。
期待感が溢れてきますよ。
蓋をあけるとご覧のとおり。
これがクイチそばですよ、クイチそば。
1枚目写真の右下にある「御前そば」と書かれた紙がありますね。
ここに御膳そばをより味わうための食べ方が指南されています。
初めて食べる私はその指南に従いました。
いやあ、それが正解!
「あ、このままでもいいじゃん。てか、コシすげえ、うまい」「うん、やっぱり定番でうまい」「薬味があるのもやっぱりありあり」「のりの存在はこんなに大切だったのか!」などなど、これ一品を食べる間に感動しっぱなしでした。
冒頭にも書きましたが、そばの美味しさを思い出させてくれましたよ!
今むらそば「御膳そば」のお値段
かなり感動させてくれた御膳そば。
お値段は¥1,100(税抜き)です。
ちなみに、このそばに天ぷらをつけると¥2,200(税抜き)となります。
次に行った時は「御膳そば天ぷらつき」を試してみます。
ぜひ長野駅にお越しの時はお試しあれ!