360度カメラのRICOH THETA S。
昨年の夏に購入してから、ちょいちょい使っています。
シャッターを切った瞬間、周りの景色全部が写せるので、使いところがちょっとややこしい反面、とっても楽しいです。
マジおすすめ!
日々の生活の中で使う分には良いけど、例えば山奥や島へ遊びに行ったとき、星って撮れるのか? って思いますよね??
答えは簡単!
THETA Sで星空は撮れます!!
もちろん三脚は必須ですが、それさえあれば撮れます。
ぜひお試しあれ。
1.RICOH THETA Sで星空を撮る方法
RICOH THETAで星空を撮るステップは非常に簡単。
- THETAに三脚を装着
- スマートフォンアプリからシャッター時間・ISO・絞りを調整
- シャッターを切る
たったのこれだけ!
THETAには底部に三脚ネジが空いているので、市販の三脚をつければオッケー。
三脚はできるだけ重いほうが良いですけど、重すぎると持ち出すのが億劫になりますよね。
ちなみにわたしはManfrottoのトラベル三脚を使っています。
一眼レフでも使えるし、旅行に持ち出すのを許せるギリギリのサイズ・重さだと思います。
三脚にTHETAをセットしたら、今度はスマートフォンアプリからTHETAを操作し、撮影モードを設定しましょう。
アプリはAndroidでもiOSでもあるので、利用している機種に合わせてゲットします。
アプリを立ち上げるとこんな感じですね。
画面下部の中央、撮影ボタンを押しましょう。
撮影モードになったら、画面中央やや下側のメニューからマニュアルを選択します。
ここからシャッター速度とISOを設定できるので、適宜合わせます。
よっぽど周りが暗い場所の場合、シャッター速度60秒、ISO1600にしないとなかなか映らないかもしれません。
けっこう街が近い場合だと、もっと短いシャッター速度、低いISO値で撮影できます。
このへんの数値の設定は何枚か撮りながら最適なものを見つけましょう。
そうすればTHETAで星空を撮影できちゃいます!
素晴らしい!
2.THETA Sで星空を撮ったあとのこと【THETA+】
写真を撮ったら360度画像として楽しむのはもちろん、アプリで編集するのも一つの楽しみです。
こちらも専用のアプリが用意されているので、ダウンロードして、試してみましょう。
アプリを起動するとこんな感じ。タイムラプス編集と画像編集があるので、今回は画像編集を選びましょう。
そうしたら編集したい画像を選びます。
見事に星空写真しかiPhoneの中に残っていないですね。適当に一枚を選びます。
ここから「ビュー選択」画面です。
ビューには4種類あり、それぞれの特徴を捉えて、自分がアウトプットしたい形に合わせましょう。
1つ目はミラーボール。その言葉の通り、写真をボール状に写せます。指でグリグリ動かしながら、好きな角度に写せますよ。
2つ目がリトルプラネット。
ミラーボールが丸く切り取られているのに対して、こちらは周辺までずっと写真が広がっています。まさに小さい惑星のような絵になりますね。
3つ目はフラット。360度で撮影したものを一般的な写真的な見た目にしてくれます。
4つ目はストレート。フラットを引き伸ばした感じ、なんでしょうか。
好きなビューを選択したら、右上部の次へを選び、進みましょう。
次は画像の編集を行えます。フィルタやスタンプ等、好きにいじれます。
続いてはアウトプットの形を360度にするか、もしくは切り取るのかを選びます。
切り取りであるクロップド画像では、どんな比率で切り取るのかを選ぶことができます。親切です。
そして最後は写真の共有。
スマートフォンに保存するもよし、SNSに投稿するもよし、好きに選びましょう。
ちなみに、こちらのTHETA+を使用した写真が、冒頭の写真になります。
3.THETA Sで撮影した星空を紹介
実際に私が撮影した写真を紹介。
今回はTHETA+で編集したものを載せます。
赤城山の大沼湖畔からのもの。冒頭のやつと同一です。
1月に神津島で撮影したものです。うっすらですが天の川がわかりますね。
THETA+でちょっと編集したら、街の明かりが極端に明るくなってしまいましたが、これはこれでアリかも。
これは同じく1月に伊豆大島で撮影したもの。
冬の天の川を横切るように写っている光は飛行機です。飛行機飛びまくりでした。
これは地元の近くで撮ったもの。特に星空に適した環境ではないので、上と比べると極端に星の数が少ないです。
THETA Sで撮れる星空は、通常の一眼レフとは全く違う様相です。
360度カメラですからね! ぜひ試してほしいです。
THETAは、旅行に一台あると、とっても役立つカメラです。