2019年5月25日(土)、仙台うみの杜水族館にて4回目となる「魚を肴に日本酒ナイト水族館」が開催されました。
公式サイトの情報が消えていましたので、下記を参考まで。2018年版のページは残っているのですが。
水族館は好きですか。日本酒は好きですか。
どちらも「Yes!」の人、あなたのためのイベントですよ! とは、いかないかもしれません。
わたしの場合、期待していたものと違っていましたが、何が異なっていたか。
1.魚を肴に日本酒ナイト水族館はどんなイベントなのか
大人にむけた、大人だけの、大人が楽しめる『特別なナイト水族館』
(公式パンフレットより)
まさに上記のコピーの通り、大人限定のイベントです。
まず、お子様及び20歳未満の方は入場が基本的にできません。まさに大人。
イベントに参加できる層が20歳以上に限定されているわけですね。
また時間帯は18:30から開場し、21:30クローズのイベント。
日が沈んでから始まり、遅すぎない良い時間帯に終わります。
もちろん、入退場は自由です。この間であれば、お好きに参加可能!
そして複数の酒蔵から、自慢の日本酒が集まっています。今回は9つの酒造メーカーや蔵が集まりました。宮城といえば、という銘柄を中心に、唯一、新潟県は長岡の朝日酒造さんが参加していました。
料金は良心的な設定。
- 前売券:2,800円(入館券+オリジナルグラス+試飲1杯)
- 当日券:3,000円(入館券+試飲1杯)
- 試飲追加チケット:1,000円(5杯セット)、300円(1杯)
ちなみに通常の入館料は2,100円ですので、前売券の場合は700円でグラスと試飲1杯が楽しめる、お得な設定。
オリジナルグラスが欲しいけど、前売券を買ってない人は、試飲チケット2枚(400円)で引き換えてくれます。かっこいいし、記念になるので、良きでした。
わたしは年間パスポートを持っているので、1,000円で試飲チケット5枚を購入し、うち2枚でオリジナルグラスをゲットし、3杯の日本酒試飲を楽しみました。
1杯目は石巻の墨廼江酒造(すみのえしゅぞう)さんの墨廼江 特別純米大辛口。カラッとした味わい。美味しかった!
2杯目は気仙沼の角星さんの水鳥記(みずとりき) 掛け搾り大吟醸。大吟醸の甘み。美味しかった!
3杯目は新潟県長岡市の朝日酒造さんの萬寿(まんじゅ)純米大吟醸。笑み溢れる香り。美味しかった!
全然ピントが合わせられてない写真。このときは、まだ一滴も呑んでないはずなのに。
以上のように、日本酒片手に水族館を楽しめるイベントなわけですね。
ただし、2階のフロアは飲食禁止なので、実質、1階だけで魚を肴に日本酒を楽しむイベントとなっています。
しかしながら、2階への移動は可能なので、夜の水族館を楽しむこともできちゃうお得イベントです。何なら、飲まない人も入場は可能なので、ナイト水族館を楽しみに行くっていうのもできるわけです。
2.わたしが期待したイベント像
さて、わたしがこのイベントを詳しく調べず、期待していたイベント像はこんな感じ。
静かな館内、暗めの照明の下、水槽前に並べられたカウンター席に座りながら、日本酒をちょろちょろと楽しむ。ちょっとした肴、なんなら塩でも舐めながら、ゆったりと流れる自分だけの時間を過ごす。
そんな自分本意なイベントでは全く無かったわけです。当然といえば当然で、想像力を働かせればわかったわけですが、じゃあどんな感じだったのか。
3.現地で感じたイベント空間
すでにタイトルで書いてますが、パーティーパーティーです。
まじパーティー。
照明は明るいし、水槽前にカウンターは並んでないし、そのわりに日本酒の試飲を提供する列は長蛇の列。列があるから通路に立ち止まっているわけにもいかないし、滞留できるのは大きな水槽である、大水槽の前くらい。
見渡す限りは男女ペアか、女性グループか男性グループかミックスグループ。明らかに単独で来ている人は、わたしを除いて、仕事で写真を撮りに来ている感のあるカメラマンさんと、夜の水族館を楽しむために来たおじさまのごくごくわずか。
マジパーティー。
前述の通り、パーティー想定をしていなかったので、面食らったわたしは、3杯の日本酒で酔って、気分高揚。
お土産屋さんでダイオウグソクムシスイートポテトを買っちゃう始末。一人じゃなかなか食べきらないビッグなサイズ。
次回も行くとしたら、パーティー空間を楽しめるように誰かを誘っていきます。
以上、魚を肴に日本酒ナイト水族館でした!
4.水族館の仲間たちは可愛い
何はともあれ、水族館の仲間たちはかわいい。みんなが飲んでいるので、昼間よりもゆっくりと見れ回れた気がします。
キュートなゴマフアザラシ。
とことこビーバー。
赤ちゃんフンボルトペンギン。少しだけ見れました。
大人フンボルトペンギン。凛々しい。
大水槽でのイワシトルネード。この日はスナメリがおとなしかったですね。
番外編として、ダイオウグソクムシスイートポテトを別角度から。
以上の写真たちは、K-1+DFA50mmF1.4とGRⅢでの撮影となります。
仙台うみの杜水族館の年間パスポートを持っているので、イベントに限らず、また行きます! 次回はスナメリをずっと眺めていようかしら。