JIS大宮の利用が2回目となりました。
1回目のことは、前回記事を参考にどうぞ。
1回目の反省を踏まえての、2回目の利用。
ここから見えてきた、JIS大宮の現在の状況を共有できればと思います。
1.2回目利用の簡単報告
2回目の利用となる今回は、19時20分頃にお店に到着しましたが、そこから入店までは40分の待機時間がありました。
やはりお店の席に上限があることを考えると、開店から1時間以内に入店しないとスムーズに着席することは難しいです。
一度満席になった場合、他の男性諸兄が帰らない限り、入れないですからね。
40分待ちの後、今回はカウンター席ではなく、ソファ席に案内されました。
前回とは異なり、同行している2人で協力会話ができる構図です。
そして話すこと1時間。我々は退店しました。
今回お話した方々とは、会話を楽しむことが非常に難しく、精神力を消耗する1時間となりました。
なぜこんなことになったのか・・・。
原因は2つ。
- 我々が期待するJIS大宮のサービスと実態との乖離
- 我々が席替えをしなかったこと
この2つが原因です。これらの正しい理解と対応が必須でしたが、今回は実践できませんでした。
2.JIS大宮へ期待するサービスと実態との乖離
まず、我々が期待を抱いていたJIS大宮のサービスとは、相性が良さそうな男女同士を組み合わせ、男女ともに楽しい時間を過ごせるように企画することです。
私たちの外見の印象は、どう考えてもパーティーピーポーではありません。
自称するのもあれですが、比較的に真面目系、おとなしい系、のはずです。
そうした男性客を案内する席には、そうした男性客と相性の良さそうな女性客がいるところにされるべき、そうしてくれるはず。
それが我々の求めていた、抱いていた、JIS大宮のサービスでした。
実際、公式サイトの文言をお借りすると、「どうやって相席するのか」という問いに対して、JIS側の回答は下記の通り。
年齢・待ち時間や話の合いそうな雰囲気などを見てスタッフからご案内いたします。
そう、「気の合いそうな雰囲気」も見ているのです。
幾つかの条件を見て、案内頂けると記載はあるものの、我々の期待としては、「気の合いそうな雰囲気」が最優先事項であることでした。
これは今回の担当スタッフがそうだった、という話なのですが、実態は「待ち時間」や「空き状況」が一番に重要視されていることを感じました。ぶっちゃけ、我々の前に並んでいた他のお客様を見てみても、席が空いたところにとりあえず案内する、という形だったと思います。
つまり、JISとしての座席案内に関する優先度と、我々の期待とに乖離が発生している可能性が非常に高いです。
もしくはそうした優先度に関するサービスコンセプトをスタッフ全員に行き渡らせることが十分にできていない、教育の行き渡らない状況なのかもしれません。
1回目利用時に話の合う、会話を楽しめる方々とお会い出来たのは、本当に幸運だったのでしょう。
3.なぜJIS大宮では、我々の期待とするサービスが果たされていないのか
前記したとおり、我々が期待しているサービスは「相性の良い男女を組み合わせ、楽しい時間を消費すること」です。
JIS大宮、ひいてはJISの提供したいサービスも同様のものと仮定した場合、なぜJIS大宮ではそれが実践できていないのでしょうか。
たった2回の少ない利用ではありますが、その原因は大きく3点があるのでは無いかと思います。
3.1.施設の不足
まず挙げられるのが施設の不足です。
来店する消費者量に対して、施設が不足しているのです。
相性の良い男女を組み合わせることを考えた場合、相性の悪いと考えられる男女来店時には、相席させずに待機させる必要が出てきます。
しかし、この待機させる座席数が足りないの現在の状況でしょう。
(実際はそんなつもりはJIS側には無いのかもわかりませんが・・・)
この相性問題は非常に難しいのかもしれませんが、座席のうちの数%はこうした待機席としての確保が必要ではないでしょうか。
しかしながら、消費者の来店があまりにも多いので、とりあえず入店させてしまい、その結果として、良い相席を提供することができていないのです。
ただし、施設が来店者数に対して足りていないとは言っても、スタッフの対応次第ではこうした待機席も用意が可能でしょうから、施設だけの問題にはできませんね。
とにかく現在のJIS大宮には、男女ともに来店しすぎている状況です。
3.2.JISに対する消費者の理解不足
またJISに対する消費者の理解不足も、期待したサービスが提供されない原因となっています。
ずばり無料での飲食やインスタ映え等を、JISのサービスと考える女性客が多すぎるのではないかと思います。
JISは自然な交流の場所ですので、あくまで「交流」がサービスなのです。
JISのビジネスモデルとして、多数の女性を集客する必要があるのは理解できますが、サービスコンセプトにある「交流」への理解不足が少ないのではないでしょうか。
と、言うよりは「無料での飲食」をメインとする客層によって、施設規模を上回る来店が発生してしまっているのです。
ここの理解不足を解消することで、来店数をもう少し抑え、本来のサービスを提供しやすくなるのではないかと思います。
一方で男性消費者のJISに対する理解不足はあるのか、と考えた場合、あるものと思います。
お店での待ち列での会話では、交流云々ではなく、ワンナイトな関係を目指した消費者の声も聞こえてきました。これはやっぱりJISのサービスやコンセプトとはかけ離れていると考えます。
3.3.JISスタッフのサービスコンセプトの理解不足
3つ目はJISのスタッフ自体の理解不足があるのではないかと思います。
お店の売上は、男女を相席にさせて発生するものが主要なので、相席の作成が目的となるあまり、組み合わせへの配慮が足りていないスタッフもいるのです。
またスタッフ同士が気軽に会話を交わす姿は、交流提供の場所としては素晴らしい自由度とは思います。
その一方、男性スタッフ同士が、行列で並んでいる女性消費者の優劣や蔑視する会話は、決して消費者に聞こえないところでしてもらいたい。これは対象を男女問わず、こうしたサービスを提供するスタッフとして、あまりにも理解しがたい会話です。
JISのコンセプトは素晴らしいです。
職場での出会いもなく、街ナカでナンパもできず、しかし異性との交流を求めたいわたしのような消費者には、本当に良いコンセプトです。
結婚をゴールとした堅苦しい出会いではなく、話の合う友人も増やせる、そうした交流が気軽にできる場所の提供、これは大変ありがたいサービスです。
そのため、JISには是非ともスタッフへの教育の徹底をしていただければ、一過性のブームではなく、末永い事業継続が叶うことでしょう。真剣によろしくお願いしたい次第です。
4.反省とこれからの利用について
JIS大宮の2回目利用の反省点を書いてきました。
1つ目は上記に書き連ねたとおりで、2つ目は我々が席替えを申告しなかったことが原因です。
前回の反省点では、30分単位で席替えをするとしたのに、それが実践できなかったこと、なんだかんだこれが今回の一番の問題点だったでしょう・・・。
反省を生かせない我々は、だからダメなのでしょう・・・。
なにはともあれ、JIS大宮を今後も利用していくか。
条件付きで、NOです。
JIS大宮のブームが過ぎ去り、サービスコンセプトを理解した消費者による利用が増加するまで、行くことはしばらく無いと思います。以上、参考までに。
※すべて個人の感想です。