年賀状の季節、ということではがきデザインキットのウェブ版の使い方を簡単に紹介しました。
このはがきデザインキット、ウェブ版の他にアプリとインストール版があります。
そのため、今度はパソコンへのインストール版の使い方をささっとご紹介します。
- 1.はがきデザインキット インストール版をインストールしましょう
- 2.はがきデザインキットを起動しましょう
- 3.まずは表面のデザインを作りましょう
- 4.次は裏面(宛先面)の準備をしましょう
- 5.はがきデザインキット インストール版で年賀状印刷をしましょう
- 6.まとめ
1.はがきデザインキット インストール版をインストールしましょう
ウェブ版と異なり、インストール版はパソコンへインストールしないと使えません。
そのため、まずはアプリのインストールから始まります。
インストール版をダウンロードしましょう。
ダウンロード始めようとすると下のような案内がでました(Macの場合)。
このはがきデザインキットは、AdobeのAIRを利用したアプリなんですね。
そのため、大前提としてAdobe AIRをインストールする必要があるのです。
Adobe AIRがインストールされることに不都合もないので、「はい」を選択して先に進みます。
その後はインストール場所や規約の確認画面が現れますので、それぞれに応じて対応しましょう。
基本的にはデフォルトの設定で良いと思います。
これではがきデザインキットのインストール版のインストールは完了しました。
続いては、はがきデザインキットを起動して使ってみましょう。
2.はがきデザインキットを起動しましょう
インストールが終わったはがきデザインキットを起動します。
もしくはインストールが終われば自動で起動されるかもしれませんね。
はがきデザインキットを起動したら、まずははがきの種類を選択することができます。
年賀はがきに限らず、普段から使えるように郵便はがきやかもめ〜るにも対応しています。
今回は年賀状なので、「年賀はがき」を選びます。
続いてはデザインキットのスタイルが選択できます。
スタイルによって、インタフェースの色合いが変わるようです。
また素材もスタイルごとに変わるみたいですね。
今回はNormalを選択しました。
関連ファイルをダウンロードするってことなので、OKを選択してダウンロードします。
今度ははがきの向きを選びます。
縦書きか、横書きです。
個人的に縦書きのほうが好みなので、今回は縦書きを選びます。
ここまで来たら一段落。
ようやくスタート位置に立てました。
ここからはがきデザインキットの機能を利用して、年賀状を作成していきましょう。
3.まずは表面のデザインを作りましょう
最初は表面のデザインからです。
はがきデザインキットでは、大きく5つの編集モードがあります。
1つ目がフリーハンド。
線の太さをスライドバーで選択した後、画面左側のはがきの上でドラッグしてみましょう。
ラインを自由に引くことができますね。
これを利用すればイラストを描くことだってできます。
2つ目はテキストです。
はがきデザインキットで用いられるベーシックフォント、またはパソコン内のフォントを選ぶことができます。
また文字の方向も横書き・縦書き、行揃えも左揃え・中央揃え・右揃えで設定可能。
3つ目はスタンプです。
数十種類の中から自由にスタンプを選ぶことができます。
下の画像では黒色ですが、画面の左下から色を変えてあげると、それに合わせてスタンプの色も変更されます。
4つ目は画像読込です。
例えば家族写真やお気に入りの写真などは年賀状に使いたい場合、この画像読込から写真を読み込むと良いでしょう。
画像読み込み時のサイズは4000px✕4000pxが最大なので、注意して下さい。
5つ目は素材です。
様々な素材(画像)を選ぶことができます。
干支や縁起物から、はがき全体のデザインテンプレート、挨拶文まで幅広く揃っています。
ここまで紹介した機能のうち、テキストとスタンプを利用してデザインを作ってみました!
伝わりますかね。干支の酉です。
なかなかナンセンス、ですか。
兎にも角にもこれで表面のデザインは完成!
続いては裏面(宛名面)を作成しましょう。
4.次は裏面(宛先面)の準備をしましょう
表面のデザインが完了したら、次は裏面(宛名面)の作成をしましょう。
初期画面の中央上部にある「あて名面作成」をクリックします。
初期状態では住所録の中にデータはありません。
そのため、すでに住所録を持っている方は、「住所読込」を使って、すでにある住所録を読み込みましょう。
新規で宛先を登録する方法は次のとおりです。
「あて名新規作成」をクリックし、あて名面の作成を進めます。
氏名と住所は最低限入力し、保存します。
ここの作業は非常に面倒ではありますが、一度住所録として登録が終われば、来年以降はすいすいっと印刷できるので一気に手間がなくなります。
頑張って登録しましょう。
次にあて名面の作成を行いましょう。
ここでは独自のあて名面レイアウトが設定できます。
レイアウトとともに、差出人(自分)の情報が登録可能。
まだあて名面設定はないので、はじめに新規登録を選びましょう。
差出人(自分)の情報を入力していきます。
差出人情報のあとは、そのレイアウトや書式を設定できます。
特にこだわりがなければ、デフォルトのままで良いかと思います。
すべて完了したら、あて名面レイアウトを保存します。
ちゃんとあて名面レイアウトが登録されました。
今回は「年賀 太郎」という差出人で登録しました。
ここまでで、表面と裏面の設定が終わりました。
続いては年賀状の印刷をしましょう。
5.はがきデザインキット インストール版で年賀状印刷をしましょう
はがきデザインキットでの年賀状印刷は2回に分けて行います。
年賀状の表面と裏面の2つですね。
通常のプリンタでは、はがきの両面印刷はできないでしょうから、そういう意味で2回に分けて印刷する必要があります。
まずは表面を印刷します。
画面中央下側やや右側にある「印刷する」をクリックします。
印刷前の注意書きが表示されます。
きちんと確認して、問題なければ表面の印刷をしましょう。
表面の印刷が終わったら、次は裏面(あて名面)を印刷します。
あて名面作成画面に移動します。
画面右下の「あて名面の印刷」をクリックします。
レイアウトの確認を促すメッセージが表示されるので、ボタンを押して先に進みましょう。
実際のデータを使用した印刷プレビューが表示されます。
しっかりと表示されていることを確認します。
問題がなければ、画面中央下部の「印刷」ボタンをクリックします。
印刷前の最終確認メッセージが表示されます。
問題なければ、印刷に進み、裏面の印刷も完了させましょう。
6.まとめ
ここまでで、はがきデザインキットのインストール版を利用した年賀状印刷ができました。
デザインの作成から住所録の登録・印刷までも可能なので、はがきデザインキットでワンストップで対応可能。
非常に便利なアプリですね。
ちなみに今回わたしが作成した表面デザインは下の通り。
もしも使ってみたい、そんな奇特な方がいらっしゃったら画像をダウンロードして、使ってみて下さい。
年賀状を贈るなら「はがきデザインキット」をぜひ使ってみませんか。
すっごく便利ですからね!
はがきデザインキットのウェブ版の紹介はこちらからどうぞ。