もうタイトルの通り。
大型連休中の海外旅行で、GRⅢを誤って落下させてしまい、レンズ故障に陥りました。
日本へ帰国後、リコーイメージングさんで修理をしてもらい、修理費用をきちんと全額もらえてよかったよ、って話。
海外旅行へ行くときは、保険に入っておく。自分ルールを立てました。
いろんな保険があるので、どこがベストかはわかりませんが、少なくともきちんと対応いただけた実例として、時系列で事の顛末を記しておきます。参考まで。
※特定の保険会社等を勧めるものではなく、入っていてよかったよ、という個人の感想です。
1.出国前に海外保険に加入する
まず重要なことは、旅行に行く前に、事前に保険に入っておくこと。
加入していない保険からは、保険金はおりません。
じゃあどの保険に入っておけばいいのか。
ネットで調べるとたくさんあるので、どれがベストかはわかりません。
私は、ジェイアイ海外旅行保険の「t@bihoたびほ」に加入しました。
理由は補償金額の割に保険金が手頃、な感覚があったことです。正直、ここ以外の保険と比べず、一択で選んでしまいました。
費用は4日間の保険期間で、1,700円。
保証内容は下記の通りで、基本プランほぼそのまま。
- 傷害死亡:30,000千円
- 傷害後遺障害:30,000千円
- 疾病死亡:10,000千円
- 治療救援費用:50,000千円
- 緊急歯科治療:100千円
- 個人賠償責任(自己負担額なし):100,000千円
- 携行品損害(自己負担額なし):300千円
- 手荷物遅延(定額払型):10千円
- 弁護士費用:1,000千円
- テロ等対応費用:10千円
携行品損害について、通常10万円のところ、一眼レフカメラが壊れたら嫌だな、と思って、30万円まで金額アップさせています。
壊れたのはGRⅢだったので、当初の10万円で足りていたのですが、万が一、一眼レフカメラだった場合でも、これだけあれば、カメラとレンズの修理には足りそうです。
事前に海外旅行保険へ加入し、安心を片手に旅行へでかけました。
2.海外渡航中にカメラをドロップ!
事件は旅行3日目に起きました。
しばらく歩いた後、目的の観光地に到着。入口の写真を撮っておこうと、ポケットのGRを取り出し、取り出し・・・、落としました。
手の中からするりと抜け出して、アスファルト舗装された道に落ちていきました。
すぐに拾い上げ、起動してみたところ、ちゃんと起動する。写真も撮れる。
事なきを得た、と思いました。
ところが電源をオフにすると、なんだか聞き慣れない嫌な低い音を立てながらレンズ蓋が閉まります。なんか変だなあ、と。
その後、観光しながら、途中でお昼ご飯休憩。美味しそうなご飯の写真をGRで撮ろうと思ったわけです。そしたら撮れない。起動するけど撮れない。
「レンズが異常です」的なメッセージが表示され、レンズ蓋が閉まらなくなっていました。
何度かオンオフを繰り返すと、たまに写真が取れるけど、ピント合わせが効かないし、レンズ蓋は相変わらず閉まらない。
ここで心が折れ、GRはこわれたのだ、と覚悟しました。ああ、修理だ、と。
これ以上の故障を避けるため、柔らかいタオルに包み込み、帰国まで大切に扱いました。
そしてその後は大きなトラブルなく、日本へ帰国。
3.帰国後にやったこと
帰国したら、GRの修理と保険金請求をしなければいけません。
何を具体的にやればいいのか、ジェイアイ海外旅行保険のHPを見ながら確認しました。
保険金請求の経験がないこともあり、電話で聞いてしまいたい気持ちになりましたが、電話番号がどこにも見当たりません。どうやらメール等での対応が基本で、電話は簡単にできないようです。ここでコスト削減しているのですね、なるほど。
必要なことをまとめると、下記の通り。
- ジェイアイ海外旅行保険のホームページから、保険事故の報告を行う
- 必要な書類を揃える
- 書類を送る
たったの3ステップ! 思ったより簡単じゃないですか。
まずはホームページから事故報告を行い、何がどうして壊れたのか、報告します。
その際、カメラの場合は修理について、保険会社の提携業者へ依頼するか、個人手配するのかを選べます。
提携業者へ出すよりもメーカーへ直接依頼したほうが早いと考えたため、個人手配としました。
ちなみに私の場合、事故報告前にリコーイメージング新宿で修理依頼を出し、修理見積書をもらっていました。
事故報告を行ったら、必要書類を整えます。
- 保険金請求書
- 事故証明書(第三者証明書等)
- 修理見積書
- 損害品の写真
- パスポートコピー
2の事故証明書は単独でカメラを落としただけなので存在していません。
また第三者証明書として、自分以外の方に証明書を記入していただける状況でもありませんでした。
そのため、自分で証明する形で署名をしました。正直、これで保険金がもらえるか、不安ではありましたが、問題ありませんでした。
4の損害品の写真も、事前に準備をしていなかったため、添付できませんでした。
壊れた直後に撮る余裕もなかったですし、現品はすでに修理へ出していたため、撮りようがありません。
必要書類の準備にやや不安を抱きながら、指定の書類送付先へ郵送します。
投函したのは、事故発生からおよそ1週間後となりました。
その後、約1週間後、保険金がまるっと全額振り込まれました。
GRⅢもその翌日に修理から戻ってきて、万々歳です。
そういうわけで、海外旅行保険に加入していたおかげで、落下故障させてしまったGRを保険金で修理したという話でした。
参考までに。