群馬県に構える赤城山。
榛名山、妙義山とともに、上毛三山に数えられる。
その裾野は広大で、山容は美しい。
そんな赤城山は、実は複数の峰からできており、「赤城山」という峰は無いのです。
最高峰は「黒檜山(くろびさん)」、一等三角点は「地蔵岳」に設けられており、コンプリート精神の高い登山者にとって、少し意地悪なのです。
なぜならば、最高峰に登った後、一旦下山し、また別の峰に登る必要があるからです。
さて、この赤城山は一年を通して美しい姿を見せてくれます。
また山自体ではなく、山からの眺望も大変美しい。
素晴らしい眺望の1つ。
赤城山の「鍋割山」からの眺望を御覧ください。
眼下に広がるのは群馬県が県庁所在地、前橋市です。
びっくりするくらいの快晴、真っ青な景色が広がっていました。
気がついて欲しいのは、その平滑さ。
関東平野であることもそうですが、景色を凹凸とさせる建物がほとんどありません。
これが群馬県の県庁所在地。
そしてよく目を凝らすと、確かな存在感を持って、その強健さを語る「群馬県庁」。
見えるでしょうか。
上記写真の水平中央部を流れる利根川沿いに位置し、ちょうど写真の真ん中にあります。
これが群馬県最高峰(建設物中)の群馬県庁なのです。
蛇足ですが、この群馬県庁の無料展望台32階からの景色も良い。
周りに高層ビルがないおかげで、どこまでの地平線を眺めることができます。
今回の写真は5月頃のGWに訪れた際のもの。
また休みのタイミングをみて、登りに行ってきます。
ぜひお試しあれ。