私が参加した初心者教室は、全6回の参加費¥6,000であった。
参考までに6回にわたって受講した状況をお話しよう。
初心者教室での受講内容
1回目
本教室が行われた弓道場は、4つの的を設けてあり、一度に4人が射れる広さだ。
そして受講生は25人前後に対し、先生は6名である。
受講時間は19時始まりの21時完全撤収(そのため20時40時には片付けを始める)。
まずは開会式。
教えてくださる先生方の紹介等が行われた。
その後、全体を通じて射法八節について簡単なレクチャー。
矢を射るまでの一連の流れが紹介された。
続いて名前順に整列後、2班に分かれて、1班ごとに交代で下記のことをやった。
・的から5mほどの距離から実際に矢を射る。
・巻藁に向かって矢を射る。
射法八節に従い、1つずつの動作を行い、それを先生が一つ一つ指導していくという手法だ。
そのため、一回の矢を射るまでに5分以上かかる。
なんとなく「矢を射る」という体験を得て、1回目の教室は幕を閉じた。
2回目
初心者と経験者に分かれて練習することになる。
当然私は初心者組に入った。
4人一組で順番に矢を射る練習をひたすらこなす。
その一射一射において、先生に形を直してもらい、アドバイスをもらい、という感じ。
全体で4組(経験者1組、初心者3組)でどんどん矢を射り、矢が少なくなったら回収し、というのを繰り返した。
3回目
2回目と同様。
一射するごとのインターバルタイムが15分ほどあるため、他の受講生の様子や経験者の姿を観察しながら過ごしていた。
素人目では、やはり経験者は非常に美しい形でスムースに射ているように見えるが、先生にはビシビシ直されていた。
4回目
3回目と同様。
5回目
4回目と同様。
だがこの5回目にして、初めて的中した!
初的中!
その後の練習では無欲になりきれず、形も崩れ、一度も当たらなかった……。
6回目
普段よりも少し早めに練習が終わったが、基本的には今までと同じことの繰り返し。
一度も的中しなかった。
この日は教室の最終日だったので、閉会式を実施。
そして入会申請書なるものを記入提出し、晴れて弓道会に入会することになった。
初心者教室を終えて
私が所属した弓道会では、一週間に2回の道場練習ができる。
一ヶ月で8回通える計算だ。
そして月謝は¥1,000と、意外とリーズナブル。
弓道会への入会を果たしたので、まずは初段の取得に向けてコツコツと続けていきたい。