PSVRを購入して、最初に買ったのはイーグルフライト。
つぎに購入したのがサマーレッスンです。
このサマーレッスンを2週分クリア、というかプレイした感想をば。
このゲーム、公式サイトでもうたっているとおり、「彼女は本当に、そこにいる。」を感じるんです。
VRのおかげで、そう感じられますし、動作もすごくそれっぽくて。
兎にも角にも今感じていることは一つ。
このゲームは業が深くなりそうです。
誰の業が深くなるかって言うと、プレイしているわたしです。
このサマーレッスンをプレイすればするほど、わたしの業が深くなりそう。
ちょっと怖い。
それを感じるためには、ゲームの基本情報を知っておく必要があります。
このゲームは、女子高生に家庭教師として7日間勉強を教えるというもの。
タイミングとしては、夏休み終盤。休み明けの試験で良い点数を取らないと、女子高生は部活を続けられなくなるかもしれないんです。そうならないため、大好きな部活を続けるため、女子高生は勉強を頑張るんです。それを応援するのが主人公の家庭教師としての役割なんです。
勉強の教え方は、どんなやり方で教えるか(科目)を選び、それに応じたアドバイスを選択し、また話のネタというアイテムで一日の授業の効果を底上げします。
その他、ラッキーイベントなものが現れたり、特典で女子高生の衣装を変更できたり、楽しめる要素が多々あります。
そして2週をクリアして、つまり7日間の家庭教師を2回繰り返したわたしの感想が、業が深くなりそうってもの。
なぜなのか。理由は2つ。
プレイヤーである家庭教師が選択できる科目にはレベルがあり、繰り返すことでレベルがあがる。
また科目もクリアしたり、何か条件をみたすことで増えていくようだ。つまり1週目ではなかなか結果を残すことが難しく、必然的にプレイヤーの教える能力(科目数や科目レベル)アップに尽力してしまう。要は最初の週の女子高生には手抜きとなってしまうのだ。
もう一つが話のネタっていうアイテム。これを使うと一日の科目の効果があがるのだが、消費アイテムとなっている。そして一度に使えるアイテムは一種類を10個までのようだ。
なので、7日間の授業なので、70個の消費アイテムをマックスで使える計算となる。
より良い7日間の結果を得るためには、70個フルで使いたいので、その個数が貯まるまでは控えめな使用となり得る。
つまり最初の週の女子高生にはアイテムを使わず、手抜き作戦を取ってしまうのだ。
この二つの理由により、自分磨きやアイテム集めのため、最初から数週の女子高生への授業には力を抜かざるを負えないとわたしは考えている。
この手抜きの気持をえぐるようなナレーションが7日間を終えると聞かされるのだ。
要約すると、もっと女子高生の今後の人生のため、頑張って教えられなかったんですかねえ、って軽く叱責されるわけだ。
これが辛い。
いつかの女子高生能力マックスでクリアのため、わたしはあと何人の女子高生の人生を微妙な結果で終わらせなければならないのか!(やや大げさですけど)
そうやって考えると、もう業が深くて深くて大変なんです!
1人の幸せが99人の犠牲の上に成り立つわけです。
でもまあゲームだし、そんなものだといえば、多くのゲームではそうかもしれません。
だけどあまりにもVRって言うゲームが、女の子が目の前にいる、と感じさせるがゆえに余計な感情を抱いてしまうんですよ。
結論
面白いけど、リアルすぎてちょっと思うところが出て来る
ぜひお試しあれ!