今月の頭、9月1日は防災の日でしたね。
日本では数多くの災害が発生していますので、普段からはもちろんですが、こういったタイミングで改めて防災を考えてみるのは良いことでは無いでしょうか。
そういうわけで、自室に避難口誘導灯をつけてみようと思います。
ただし、ここでは誘導灯とは銘打っていますが、皆さんが想像するアレとは、少し異なります。
今回作成するのは、電気を使わない、ちょっと控えめな避難口誘導灯です。
1.手作り避難口誘導灯のコンセプト
今回作成するのは自室用の避難口誘導灯です。
何かを始めるにはコンセプトが重要!
なので、今回のコンセプトは下記の通り。
- 電源が不要
- 低予算で作成可能
- 高度な技術が不要
以上のコンセプトに従い、どんなものをつくるかを考えました。
1.1.電源が不要
まず、電源が不要である点。
電池式のLEDライト等は電源を使うので却下。
家庭用のコンセントを使うのも無し。
じゃあ電源を使わずに光るものってなんだろう、そしてひらめいてのが「蓄光シール」です!
Webで調べてみると、シールタイプやプラスチック板タイプ等、色々あります。
通販で買うことができるので、蓄光シール(または蓄光版)の使用は決定!
1.2.低予算で作成可能
今回は予算の制約があります。
おいくらまで、というのは考えていませんでしたが、可能な限り低価格が助かります。
なので、ちょっと高価な蓄光版ではなく、蓄光シールを使うことに。
しかも蓄光シールは100円ショップにも売っているんですね。
これはきっと安くできる!
期待で胸を膨らませました。
1.3.高度な技術が不要
100円ショップで蓄光シールを買って、それをプラ版等へ貼り付け、避難口誘導灯のデザインにする。
ここまで考えて、高度な技術が必要かを検討開始。
高度な技術はいらないですね。
特別な道具もいらない。
蓄光シールを裁断するためのハサミが必要で、ハサミが使えればオッケー!
100円ショップで揃える手作り避難口誘導灯の材料
善は急げ!
材料を買いに100円ショップへダッシュ!
ダイソーストアへ行き、蓄光シールと、シールと貼るための土台としてプラ版(カードケース)を購入しました。
かかった費用は648円だけ!
※写真では蓄光シールが1つですが、実際には5つ買っています。
2.避難口誘導灯のデザイン
続いては、手に入った材料で可能なデザインを考えます。
まずは避難口誘導灯をキーワードにしてイメージ検索をし、なにか良いものを探します。
適当なものを見つけたら、それを参考にして完成イメージを固めましょう。
わたしの場合、誘導灯のサイズはA5サイズの透明なプラ版(カードケース)を用意し、そこに蓄光シールを貼ろうと考えています。
ですので、その下書きとなるものをA5サイズで用意するだけ。
ただし、蓄光シールが30cm×1cmが5つしか無いので、その量で足り得るものにしなくてはいけませんね。
PagesでA5サイズのテンプレを開き、四角形の図形を挿入。
図形のサイズを数字入力で指定し、シールの配置を考えます。
デザインはとりあえず以下としました。
シールの量的にも、わたしの手の器用さ的にも、これが限界かと……。
そしてあとは実際につくるだけ!
作ったデザインをプリントアウトし、透明のプラ版にはさみます。
その上に重ねるように、蓄光シールをはりはりしていく作業。
だいたい2時間程度で全て終わりました!
お疲れ様わたし。
3.完成した避難口誘導灯を室内へ取り付け
避難口誘導灯は、避難口に設置しないと意味無いです。
わたしの部屋の場合、窓から脱出するのは無理。忍者じゃないと無理。
なので消去法で、避難口は玄関になります。
至極、当たり前の結論ですね……。
ドアの開け閉めにも干渉しませんし、居間から見通せる位置になることから、玄関ドアの左上に設置しました。
ちなみに設置するのにはひっつき虫っていう、便利なアイテムを使っています。
壁を傷つけず、気軽に使えるみたいなのでオススメ!
明るい環境でみるとこうなってます。
色は白い。ちょっとそれっぽくないです。
そして部屋を消灯してみるとこう!
実際に目で見える感じだと、このくらいの明るさです。
うーん、夜中に停電で避難しなくちゃいけない場合、心なしか頼りになるような気がするような……。いや、しますよね!
しかも色も緑色でそれっぽい!!
さて、防災は、災害の発生前にしなくては意味がありません!
思い立ったが吉日!
何か防災的なことをやっておきましょう!