皇居東御苑へ行ってまいりました。
大都会東京において、自然あふれるこんな空間があったなんて驚きでした。
しかも入場料がかからない! ありがたいですね。
この皇居東御苑は、旧江戸城本丸・二の丸・三の丸の一部を庭園にしたものです。
江戸の将軍がいた「江戸城」が今では庭園となり、一般市民に広く開かれている、なんだかロマンチックな場所ですよね。
今回は予備知識なく、ぶらぶら歩いてきました。
まずは江戸城の天守閣があった場所、「天守台」。
現在はありませんが、これは先の大戦による焼失ではありません。
そのはるか以前、江戸時代には天守閣がなかったというのです。
最初の天守閣は、1607年、二代将軍秀忠の代に完成しましたが、その後大修築され、1638年、三代将軍家光の代に、江戸幕府の権威を象徴する国内で最も大きな天守閣が完成しました。外観5層、内部6階で、痴女からの高さは58メートルありました。しかし、わずか19年後の1657年、明暦の大火(振り袖火事)で、飛び火により全焼し、以後は再建されませんでした。
(財団法人菊葉文化協会:現地看板より)
悲しい話ですよね。
せっかく建築した豪華絢爛な天守閣が焼失してしまうなんて……。
ただ、再建することをしなかったというのは、当時はすでに江戸幕府の権威が十分に示されていて、わざわざ再建するまでもなかったのかもしれませんね。
もしくは財政的な問題か。
天守台の上からの眺め
天守台の上部には登ることができます。
そこから本丸方面を眺めると下の写真の感じ。
自然と人口のコントラストが良いですね。
石垣の眺めも美しい
さて、この東御苑内では各地で石垣が見られます。
石垣って良いですよね、すごく美しい。
今度は少し予習をしてから訪れてみようと思います。
皇居東御苑、おすすめですよ。